小規模事業者持続化補助金の実績報告についてまとめてみた。
小規模事業者持続化補助金のそろそろ実施期間が迫ってきました。採択者の皆様、実績報告書の提出準備はできていますか?補助事業は実績報告書を提出して、初めて事業が完了したことになります。せっかく採択を受けても実績報告書を提出しなければ補助金を受けることができませんのでご注意ください。実績報告書を作成して郵送するまでの流れを簡単にまとめてみました。
この記事の目次
実績報告書提出までの流れ
まず必要書類をご用意します。書類が揃ったら郵送で提出します。
(出典:日本商工会議所WEBサイト)
実績報告書の実施期限は?
補助事業の実施期限:2019年12月31日(火)
事業完了日までに取り組みを終了させ補助事業に係る経費の支払いを完了させなければなりません。
何を提出すればいいの?
基本的な提出書類は下記の通りです。
- 実績報告書(様式第8)
- 支出内訳書(様式第8・別紙3)
- 証拠書類の写し
・取得財産等管理明細表(様式第11-2)
いずれの様式も採択者向けのサイトからファイルのダウンロードができます。
証拠書類の写しとは?
これが基本的に必要となる証拠書類になります。
- 見積書
- 発注書(契約書)
- 請求書
- 支払証明書
- 成果物
成果物は購入物の写真、画面のキャプチャをプリントアウトしたもの、データをCD-Rに保存して提出します。
支払いを証明する書類の詳細はこちらを参照ください。
▼支払いを証明する書類の例
(出典:日本商工会議所WEBサイト)
上記は一般的な書類の例になります。
補助事業によってそろえる書類が異なるため、詳細はこちらを参照ください。
実績報告書の実施期限は?
✓事業完了日から起算して30日
または
✓2020年1月10日(金)(必着)
のいずれか早い日となります。
提出する書類で注意したいポイント
提出前にもう一度ご確認ください。事務局とのやり取りは全て書類での郵送です。書類不備や補正があると書類を再送したり手続きが遅れることがあります。
✓見積書の日付
採択日以前でもOKです。採択日以降でなければ補助事業として認められないのは「発注書」「請求書」「領収書」の証憑類です。
✓発注書、請求書、領収書の日付
この3つの書類の日付は必ず採択日以降でなければなりません。
✓送付書類は順番に並べる
補助対象経費とする支出にかかる証拠書類にインデックスを付け、右肩に証ひょう番号を記入するなど書類を整理しておきます。
✓控えのコピーを取る
提出するものと同様の書類一式を手元に保存する。
補助金の支払について
実績報告を提出したら、手続きは終わりではありません。書類到着次第、補助金事務局で実績報告書等の確認が行われます。補助金の額が決定したら、お手元に確定通知が届きます。この確定通知を受け取った後は、下記の書類に必要事項を記入・押印のうえ、
補助金事務局へ郵送します。
・補助金精算払請求書(様式第9)
補助金額の確定通知を受けた後にもお手続きがありますのでご注意ください。事務局で最終的な処理が終わってから、およそ1か月程で補助金が入金される予定です。
まとめ
いかがでしょうか?小規模事業者持続化補助金の実績報告についてまとめてみました。
補助事業は実績報告書を提出して初めて事業が完了したことになります。
せっかく採択を受けても実績報告書を提出しなければ補助金を受けることができませんのでご注意がください。