補助金と助成金の違いとは?比較しながらポイントをまとめてみました。
経営者にとって返済義務のない公的な助成金や補助金制度は心強い存在です。
事業などを推し進めるのに、有効な資金調達の手段のひとつです。
✓「利用してみたいけどどんなものかよく分からない」
✓「聞いたことはあるけど、難しそう」
などの理由で制度を活用できていない事業者も少なくありません。
助成金や補助金について比較しながら分かりやすく解説していきます。
この記事の目次
補助金と助成金の違い
補助金とは?
補助金の概要は?
・管轄は経済産業省
・財源は税金
・審査が有り、難易度は高め
・補助額が大きい
・申請期間が限られている
・ものづくり補助金がメジャー
助成金とは?
助成金の概要は?
・管轄は厚生労働省
・財源は雇用保険料
・要件を満たせば原則受給できる
・難易度は低め
・申請期間は通年
・キャリアアップ助成金がメジャー
融資との違いは?
融資による資金調達は、必要な不足資金を迅速に調達できるという意味で、活用する意義は大きいですが、いずれ利益の中から、返済しなければなりません。
実はこの点が補助金・助成金を活用する最大のメリットとも言えます。
注意することは?
✓ここは注意しておきたい最大のポイント
・原則「後払い」です。
実際は受取までに6カ月以上かかるケースがほとんどです。そのため事業に必要な資金調達も視野に入れておくことが重要です。
まとめ
以上、補助金と助成金の違いをまとめてみました。事業活動を援助するために国や地方自治体から様々な支援を受けることができる制度です。補助金・助成金を活用するにはを受けるには一定の条件があることが多いですが、制度を上手く活用して事業展開を進めましょう。