2020年注目すべき補助金【経済産業省補正予算】
経営者のみなさま、補助金を活用されてますか?
中小企業を活性化させる目的で経済産業省や地方自治体などから年間3,000件以上あると言われています。2020年中小企業が活用できる補助金についてお伝えします。
この記事の目次
中小企業が活用できる補助金
ものづくり補助金
革新的サービス開発・試作品開発・生産性プロセスの改善を行うために、開発を伴う設備の導入を支援する補助金。 新商品の開発や新たなサービスを始める際に活用できます。
✓補助金内容
【補助率】補助対象経費の最大2/3
【補助額】100万円~1,000万円
✓こんな人にオススメ!
・新事業にチャレンジしたい !
・生産ラインを増強したい !
IT導入補助金
業務を効率化させるITツールや情報を一元管理するシステム、汎用的に管理できるITツールなどの導入する場合に支援する補助金。
✓補助金内容
【補助率】補助対象経費の最大1 /2
【補助額】40~450万円
✓こんな人にオススメ!
・ITツールで業務を自動化したい!
・ITで経営状況を見える化したい!
小規模持続化補助金
持続的な経営に向けた経営計画に基づく、小規模事業者の地道な販路開拓等の取り組みや、あわせて行う業務効率化(生産性向上)の取り組みを支援する補助金。
✓補助金内容
【補助率】補助対象経費の最大2/3
【補助上限額】50万円
✓こんな人にオススメ!
・自社の商品を宣伝したい !
・ホームページを開設したい !
採択された事例はこちらをご参照ください。
2020年注目の補助金公募はいつから?
例年12月中旬から下旬頃、経済産業省のサイトで補正予算案が公表されます。
補正予算が成立し補助金の公募開始は、補正予算案成立直後の2月~3月ころと予想されます。2019年の「ものづくり補助金」1次募集は、締め切りが1週間しかありませんでした。12月に内容が発表になり次第、すぐに実行する必要があります。 前もって準備している事業者が有利となります。
採択率は?準備期間はどのくらい必要?
補助金は申請すると必ずもらえるわけではありません。厳しい審査があり、補助金の種類にもよりますが、採択率は一般的に3~5割だと言われています。審査を受けるには、まず事業計画書を作成し期限までに提出します。採択された後も交付申請があり、プロジェクトはこの交付決定から半年以内に実行しなければなりません。またプロジェクトの途中で経過報告書、終了後には終了報告書など、実行中や終了後も書類提出が求められます。補助金が交付されるまで道のりは長いため、資金調達を視野に入れ、労力を事前に見積もっておくことが重要です。
まとめ
新たな設備投資や新事業の開発をする際は補助金を活用するチャンスです。2020年補助金を検討されているのであれば、採択されるチャンスを逃さないよう今後の動向をしっかりとチェックしながら、早めに準備しておくことで採択される確率を高めることができます。